2009年8月12日水曜日

100年進んでいるドイツのECOツーリズム




南ドイツのベリヒテスガーデンはヒットラーの別荘「鷲の巣」で有名ですが、ヨーロッパで一番透明度の高い湖「ケーニッヒ湖」があります。
アルプス地域で唯一国立公園に指定されているこの地域はエコロジーの取り組みも早く、18艙ある船はすべて<電気モーター>で動きます。
ほとんど音もなく、排気ガスもなく、時速16KMで滑るように湖面を進んで行きます。
何度か訪れているこの湖に「電動遊覧船 100周年」のポスターをみつけました。
なんとドイツは100年前にハイブリッドではなく完全電動の船を遊覧船として導入していたのでした。
船長の登録は50人いるそうですが、全員メカニックの勉強や環境の勉強も必須だそうです。
日本でも是非、この電動遊覧船を導入してほしいものだと思います。
ECOツーリズムとは、やはり関係者の意識と実行力の問題だと痛感しました。
100年の周回遅れで進んでいる日本もこれからやるべきことは多いと感じました。

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