2009年10月27日火曜日

国交省成長戦略会議国交省成長戦略会議

国交省成長戦略会議国交省成長戦略会議ではLCCや首都圏空港の拡充などが議論された。

基本的な姿勢として「鉄道を含めた交通ネットワーク全体での利便性」や、価格と価値のバランスの選択可能性、安全性など消費者の視点が重要と指摘。また、航空業界だけでなく、日本全体の成長を見すえるべきとし、空港拡張や維持、管理などでの費用対効果の高い国民負担のあり方なども留意が必要と語った。このほか、東アジア域内での航空自由化が進む可能性など、将来的に起こり得る変化を先読みした議論も求めた。

その上で、当面の重要な論点として、「格安航空会社(LCC)」と「首都圏空港容量の拡充と内際ハブ構築」を例示。LCCについては、国際線LCCを受け入れる空港の選定と支援や参入促進策、国内線LCCの確立などについて検討する必要があるという。また、首都圏空港については「羽田の発着枠拡大のチャンスを最大限活用」するべきとし、羽田と成田それぞれが国内線と国際線のハブ機能を持つ必要性を主張。例えば羽田空港にビジネス需要の強い欧米線やアジアの主要路線を設定した上で、距離の近い羽田空港の路線は、短縮できる時間への対価として成田線と価格差を付けるアイディアなどを紹介した。(抜粋「トラベルビジョン」より)

2009年10月24日土曜日

Condé Nast Traveler "20 Top Trips for 2009"

Condé Nast Traveler で発表した 20 Top Trips for 2009
知らないところが結構ありました。

1. AMSTERDAM NETHERLANDS
2. BOTSWANA
3. BRITTANY FRANCE
4. CHICAGO USA
5. CHILE
6. CORNWALL ENGLAND
7. DATCA PENINSULA TURKEY
8. EAST ANGLIA ENGLAND
9. FOLEGANDROS GREECE
10. MADAGASCAR
11. MALTA
12. PANAMA
13. SCOTTISH HIGHLANDS SCOTLAND
14. SRI LANKA
15. TUNISIA
16. URUGUAY
17. VANCOUVER ISLAND CANADA
18. VIETNAM
19. VILNIUS LITHUANIA
20. ZURICH SWITZERLAND
http://www.cntraveller.com/

2009年10月23日金曜日

カボタージュとは?

カボタージュとは?

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/07/21 02:36 UTC 版)

カボタージュ(Cabotage)とは交通に関する規則の一つ。

国内輸送を自国業者に限定するのか、他国の業者にも開放するのかという規則のことで一般には規制がかかっている状態、つまり他国業者の船や飛行機が国内運航ができない状態を指す。

一例を挙げるとパナマやリベリア等の船籍を持つクルーズ客船が日本国内だけで完結するクルーズ業務をできないということで、このため日本資本のクルーズ会社は船籍を日本に置いている。便宜置籍船が不可能なので日本の客船会社のクルーズ料金が高騰している原因の一つにされている。

米国では1817年以来カボタージュ政策がとられている。日本でも内航海運業法(1952年5月27日公布)によって国際的な競争を排除してきた。

カボタージュの規制がかかっていないと日本の国内航路でも客船と貨物船の両方で便宜置籍船が参入できるため、利用者側からすればクルーズ料金や海運コストが安くなるメリットがある反面、船籍を置くことによる国の税収入が減る、自国の内航海運産業が仕事を奪われる可能性がある、安全規則のゆるい便宜置籍船によって安全性に対する問題が生じる可能性がある、などのデメリットがある。

国際的な市場開放と競争優先の大きな流れの中で、規制するか開放するか、慎重な議論が進められているところである。