コンサートやミュージカルの公演で「マチネ」「ソワレ」という言葉を耳にしますが、僕は以前マチネの意味を知りませんでした。
ドレスコードの「モーニング」と「タキシード」のTPOの違いのように、習慣として日本人には馴染みがない単語です。
語源はフランス語で、
「マチネ」(matinee)は朝・午前の意味、
「ソワレ」(soiree)は夕方・陽が暮れた後の時間を指すそうです。
この言葉が劇場で使われるようになり、昼公演をマチネ、夜公演をソワレと呼んでいます。
このマチネ、ソワレは演奏家からみると、客層も反応も違うそうです。
マチネは昼間の演奏なので、時間に制約のない方々、主婦や定年を迎えた層が客席の
大半を占めるのに比べ、ソワレは、仕事が終わってから来る仕事現役の方が多いようです。
マチネの方が反応が敏感だ、というのが大方の見方のようですが、なぜでしょうか?
精神状態に余裕があるからでしょうか・・・。
だとすると、日本でマチネ公演をするとほとんど女性の比率が高いので日本ではやはり
女性の文化享受指数が高い、ということが言えるのかもしれません。
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