国土交通省は本日「成田・関西空港におけるU/Lルール適用の一時停止について」
を発表した。
http://www.mlit.go.jp/report/press/cab03_hh_000084.html
ULルールとは・・・
航空会社が与えられた発着枠を活用せずに放置しないよう、発着枠に対する運行便数が8割未満の場合、翌年のダイヤで同じ時間帯の発着枠を没収し、空いた発着枠は他社の振り分ける制度。「U/L(Use it or Lose it)ルール」で、一定期間内に発着枠を80%以上使用しなかった場合、翌年にその時間帯で発着する権利を失うもの。
<以下報道発表>
本邦社を含む世界の航空会社は、昨年末からの経済危機による需要の落ち込みに新型イン
フルエンザによる旅行の手控えが追い討ちをかけ、例えば、成田空港発着路線においては、
搭乗率が40%未満の航空機が本年5月には16%を占めるなど、需要が著しく落ち込んでい
る状況です。
こうした中で、混雑空港である成田・関西空港のスロットの有効活用を目的として導入し
ているU/Lルール(注)を継続した場合には、航空会社は自社のスロット維持のため搭
乗率の低い便の運航継続により収益の更なる悪化を余儀なくされるほか、効率の悪い運航
による地球環境への悪影響も懸念されるところです。
今回の需要の低迷は、不可抗力によるものであるため、空港会社の主な収入源である空港
使用料収入への影響も十分踏まえつつ、2009年夏ダイヤの全期間(本年3月29日~10
月24日)、全路線を対象に、成田・関西空港におけるU/Lルールの適用を一時停止するこ
ととし、本日、関係航空会社に通知いたしました。
また、運航キャンセル後の空きスロットを国際チャーター便により有効活用し、観光振興にも
資するため、国際チャーター便に係る行政手続について、通常、運航10日前までに義務付け
られている申請を、特別に運航5日前まで受け付けることとし、併せて通知いたしました。
なお、EU、オーストラリアにおいても、2009年夏ダイヤにおけるU/Lルールの適用の
一時停止を既に決定しています。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
国土交通省によると、景気後退と新型インフルエンザにより需要が低迷する航空業界を支援するための措置。この措置により航空会社は、需要に応じて減便、運休などの施策を柔軟に実施しやすくなる。国土交通省航空局国際航空課によると、在日航空会社代表者協議会(BOAR)からも要請があったといい、今後2空港で減便や運休が実施される可能性がある。
2009年6月13日土曜日
2009年6月7日日曜日
Enogastronomic tourism
「International Journal of Contemporary Hospitality Management」というサイトに
http://info.emeraldinsight.com/products/journals/journals.htm?id=ijchm
イタリアの新しいツーリズムの記事が掲載されていました。
Enogastronomic tourismというコンセプト Food Tourism 食をテーマにした旅がイタリア各地域で活発になってきているようです。
以下抜粋
Article Request:
Tour operators and alternative tourism in Italy: Exploiting niche markets to increase international competitiveness
the differentiating factors characterise new typologies of tourism, that represent new trends in tourism more closely linked to place vocation and local culture. In particular, enogastronomic tourism shows a high ...
http://info.emeraldinsight.com/products/journals/journals.htm?id=ijchm
イタリアの新しいツーリズムの記事が掲載されていました。
Enogastronomic tourismというコンセプト Food Tourism 食をテーマにした旅がイタリア各地域で活発になってきているようです。
以下抜粋
Article Request:
Tour operators and alternative tourism in Italy: Exploiting niche markets to increase international competitiveness
the differentiating factors characterise new typologies of tourism, that represent new trends in tourism more closely linked to place vocation and local culture. In particular, enogastronomic tourism shows a high ...
2009年6月3日水曜日
2008年の我が国のクルーズ等の動向について
国土交通省海事局外航課が発表した我が国のクルーズ等の動向について
http://www.mlit.go.jp/maritime/kaiji02_hh_000026.html
◎外航クルーズ
日本船社運航のクルーズ船利用者は、約2万人となり、昨年より約1千人減少したものの、この3年間はほぼ横ばいで推移しています。
外国船社運航のクルーズ船利用者は、約8万3千人となり、2003年にSARS等の影響で大きく落ち込みボトムを形成した後、毎年増加を続けています。
日本船社、外国船社の合計では、約10万3千人と前年(約9万6千人)比約7.3%の増加となり、2001年以来、7年ぶりに10万人を超え、最盛期の2000年、2001年に次ぐ利用者数となりました。
方面別では欧州、アジア、地中海地域で全体の約76%を占め、中でもアジア地域の増加が目立っています。
◎国内クルーズ
日本船社外航クルーズ船による国内クルーズ利用者については、約8万4千人、内航フェリー利用のクルーズ利用者が約3千人の合計約8万7千人と前年(約8万8千人)比約1.0%の微減となりました。
国内クルーズの利用者は、この10年間、7万5千人から10万人の間のボックス圏で推移し、底堅い一方で、頭打ちの傾向が見られます。
http://www.mlit.go.jp/maritime/kaiji02_hh_000026.html
◎外航クルーズ
日本船社運航のクルーズ船利用者は、約2万人となり、昨年より約1千人減少したものの、この3年間はほぼ横ばいで推移しています。
外国船社運航のクルーズ船利用者は、約8万3千人となり、2003年にSARS等の影響で大きく落ち込みボトムを形成した後、毎年増加を続けています。
日本船社、外国船社の合計では、約10万3千人と前年(約9万6千人)比約7.3%の増加となり、2001年以来、7年ぶりに10万人を超え、最盛期の2000年、2001年に次ぐ利用者数となりました。
方面別では欧州、アジア、地中海地域で全体の約76%を占め、中でもアジア地域の増加が目立っています。
◎国内クルーズ
日本船社外航クルーズ船による国内クルーズ利用者については、約8万4千人、内航フェリー利用のクルーズ利用者が約3千人の合計約8万7千人と前年(約8万8千人)比約1.0%の微減となりました。
国内クルーズの利用者は、この10年間、7万5千人から10万人の間のボックス圏で推移し、底堅い一方で、頭打ちの傾向が見られます。
国民の海外旅行に関する意識
2008年度の「観光白書」から
http://www.mlit.go.jp/hakusyo/kankou-hakusyo/h12/index.html
国民の海外旅行に関する意識
1. 海外旅行の目的 ~ 自然・史跡・買物が人気 ~
「美しい自然景観を見る」,「史跡・文化財・博物館・美術館」,「特色のある料理を食べる」の順となっている。また,20歳代は「買物」,50歳代・60歳代は「美しい自然景観を見る」,「史跡・文化財・博物館・美術館」への人気が高い。
2. 旅行の回数と日数についての志向 ~ 旅行日数の長期化志向 ~
「旅行回数を多くし,日数も長くしたい」,「旅行回数を少なくし,日数を長くしたい」と答えた人が多く,旅行日数の長期化志向が高い。
3. 海外旅行で重点を置きたい項目 ~ 観光・宿泊施設を重視 ~
「観光(史跡・美術館巡り,観劇等)」,「宿泊施設」,「飲食」,「お土産品・買い物等」の順となっており,国内旅行に比べ,観光や買物等への重点が比較的高くなっている。
http://www.mlit.go.jp/hakusyo/kankou-hakusyo/h12/index.html
国民の海外旅行に関する意識
1. 海外旅行の目的 ~ 自然・史跡・買物が人気 ~
「美しい自然景観を見る」,「史跡・文化財・博物館・美術館」,「特色のある料理を食べる」の順となっている。また,20歳代は「買物」,50歳代・60歳代は「美しい自然景観を見る」,「史跡・文化財・博物館・美術館」への人気が高い。
2. 旅行の回数と日数についての志向 ~ 旅行日数の長期化志向 ~
「旅行回数を多くし,日数も長くしたい」,「旅行回数を少なくし,日数を長くしたい」と答えた人が多く,旅行日数の長期化志向が高い。
3. 海外旅行で重点を置きたい項目 ~ 観光・宿泊施設を重視 ~
「観光(史跡・美術館巡り,観劇等)」,「宿泊施設」,「飲食」,「お土産品・買い物等」の順となっており,国内旅行に比べ,観光や買物等への重点が比較的高くなっている。
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