6月に世界初の企画として実施したウィーンフィルクルーズに乗船した。
ドイツのAIDA社のdivaという船をチャーターしてヨーロッパのパートナー会社と共同で実現した旅だ。
「世界5大陸から音楽好きな人を集めて、ウィーンフィルのオーケストラメンバー全員を乗せて地中海をクルーズしたい」という夢を実現する企画だった。
ウィーンフィルの関係者から数年前に話があり、一昨年ベルリンで最初の打ち合わせを行った。
この企画のために数回ウィーンに行き、楽友協会ホールにあるウィーンフィルの事務局で代表のクレメンス氏とも会談をした。
いよいよ本番の日が来た。
クルーズには世界から1,600人が集まった。
指揮者のズービン・メータが船の中央にあるテアトリウムで公開リハーサルを行った。
音楽家の隣で、練習風景を体験する素晴らしいひと時だった。
その本番はフィレンツェとバルセロナのガラコンサートで演奏され、ゲストピアニストのランランの調べとともに特別な一週間の旅の記憶として焼き付いている。
船上で知り合った音楽家、世界各国の同業者の仲間ともとても仲良くなり、忘れられない旅となった。
0 件のコメント:
コメントを投稿