2009年5月22日金曜日

価値創造産業への進化のために メモ

(1)企画・提案型ビジネスモデルへのシフト
(2)品質向上とブランド戦略
(3)「ニューツーリズム」への取組み
(4)新しいライフスタイルの提案
(5)協働化によるコスト構造の改善
(6)望ましい収益構造の追求
(7)サステーナブルツーリズムへの取組み
(8)産業としての社会的貢献、国際貢献
(9)災害復興支援等を含む、観光を通じたPKOの推進及び社会貢献活動の推進
(10)コンプライアンスの強化

日本の旅行マーケット変化について メモ

(1)市場の変化
①需要の多様化、個人化、市場の成熟、目的志向型旅行
      ②少子化、団塊世代のシニア旅行市場への参入、ミドルクラスの減少
      ③環境、健康、サステナビリティ志向
      ④ハイレベル・リピーターの出現と新規参入市場の減少
      ⑤可処分所得における旅行のプライオリティ低下
      ⑥高度情報技術の浸透
(2)海外旅行市場の変化
    ①パスポート取得率の低下
      ②地方海外旅行市場の伸び悩み
      ③台湾、韓国、中国の海外旅行ブームによる近隣コンペティターの増加
      ④海外現地詳細情報の顧客優位性の更なる進展
      ⑤海外における日本語サービス環境の悪化
      ⑥他産業とのパイの奪い合い競争の更なる激化
      ⑦素材商品・スケルトン商品中心の販売形態増加と旅行eコマースの増大
      ⑧旅行会社離れの進展
(3)サプライヤーの変化
      ①販売チャンネルの整備とコストの削減、代理店排除の方向
      ②直販型マーケティングへのシフト
      ③高度情報技術への傾倒
      ④先行投資型マーケティングの減退
      ⑤需要予測・販売管理の受動・保守化
      ⑥低コスト競争・合理化の激化

2009年5月6日水曜日

旅することは生きること(アンデルセン)



アンデルセンは「旅することは生きること」と言った、と以前に聞いたことがあり頭の中に残っていたものの、どの文献にあるのか知りたかった。

今日、オーデンセに行く機会があり、アンデルセン博物館で尋ねたが「わかりません」という回答だった。
帰りによったオーデンセ観光局に日本人の方がいらっしゃった。大加瀬恭子さんというとても親切な方だった。

僕が上記のことを訪ねると、すぐに電話をかけて資料にあたってくださった。

1)Selvbiography
2)“Mit livs eventyr "(brev til Henritte Collino 1845)
3)Digt: “Det er liv at rejse" 1842 Maj

以上の文献を調べていただいた。これで裏付けがとれた。

とてもスッキリした気分で大加瀬さんに感謝。
デンマークの小さな町で活躍している日本の方に敬意を捧げたい。

コペンハーゲンのホテル ラディソンSASロイヤル 





このホテルは1956年から1961年に建てられたもので、現在コペンハーゲンの市内で5つ星の格付けはこのホテル以外に1軒しかありません。

アーネ・ヤコブセンが建物の設計から家具、照明器具、ドアの取っ手などのインテリア、ナイフやフォークなどの食器までまるごとデザインしたことで有名です。

セールスマネージャーのPoulさんに案内してもらいましたが、「今でもこのホテルは100%ヤコブセンのポリシーである『実用性』と『シンプルな美しさ』を基本にしています」と自信に満ちた笑顔で話されました。

Arne Jacobsen (1902-1971) was one of Denmark’s greatest architects
of the twentieth century. His versatile talent won him both national
and international acclaim. Arne Jacobsen mastered all elements in the
architectural process, from the great lines to minute details.


最上階20階にあるレストラン「アルベルトK」はミシュランの星がついているそうです。
眺めはここが唯一に町を見下ろせるロケーションです。

606号室は当時ヤコブセンが設計したままの状態を保存しており、タイムスリップしたような空間です。

Room 606 is the only room in which the original décor has been maintained.
The room is decorated in the original grey and blue-green colours. The
room functions as an ordinary hotel room. Interested guests are much
welcome to visit it, when not in use.

コペンハーゲンに行く機会には是非訪れて、できれば宿泊をお勧めします。
ただし606号は見学だけで良いと思います。クラブルーム(角部屋)が一番快適だと思いました。